包みこまれる2(2013/4/11)

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     日本橋の部品屋さんで10Cmユニットバックロードホーンを二つのスピーカーの中央で聴いた時、確かに中央以外の場所で聴いた時より、ステレオ感はあったけれど、Kaguyaで聴いた時と同じものなのか?
    今まで、指向性のあるスピーカーでは、リスニングポジションはピンポイントで無指向性ではリスニングポジションは広いと書いてきましたが、そのベストなリスニングポジションでは両者は同じなのか?

    どうも違う様な気がする
    Kaguyaでは一般的な指向性スピーカーのベストポジションで聴いた時の左右に拡がるステレオ感に加えて、奥行き感、更に、演奏会場の空気感までも感じる事があります
    つまり「包みこまれる」感じがあるのです

    これは何故だろう?
    人の耳は頭部の両側に付いていて、その間隔は十数センチ
    指向性のあるスピーカーでは、その十数センチの違いが音の違いになっている
    一方、無指向性スピーカーKaguyaでは、その距離の差はほとんど問題にならない
    そう言うことなんだろうか?

    オーディオの楽しみ方は色々あります
    周波数特性が良く、ひずみが少なく、十分なパワーのある装置で良いと言われる音を聴く
    しかし、ステレオ再生と言うことでは、左右のスピーカーからの音が左右の耳に距離の違い以外は同じバランス(この言葉が適切なのか?)であると言うことが一番重要なことなのです
    その点においてKaguyaはとても優れています



    包みこまれる(2013/4/10)

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       昨日は定休日でいつもの通り大阪へ、特にこれと言った趣味の無い私ですが、週に一度、夫婦で安くておいしいランチを探して歩き回り、食べに行くのが楽しみです
      梅田のインド料理屋さんと同じく、良く利用させていただくのが、上本町の大阪国際交流ホテルのランチ
      ネットでメンバー登録しておくと、日替わりランチが1000円で食べられます
      私たちがここに通うのは、メインのランチより、ランチについているサイドメニューバイキング
      サラダ、スープ、コーヒー、紅茶やソフトドリンクもおかわり自由で、それ以外に、30種類前後のケーキが食べ放題です
      こう言うところは、ほとんどが女性客
      だいたい、平日昼間のランチはビジネス街でない限り女性客が多い様です

      昨日は、レストラン開店の11時30分には、少し早く着きそうだったので、ランチの前に、日本橋の部品屋さんへ
      必要な部品を手に入れた後、スピーカーキットのコーナーに行くと、Fostexのユニットを使ったバックロードホーンが鳴っていました
      私は、2つのスピーカーの中央に立って、耳がユニットの位置に来るくらいにかがんでしばらく聴いてみました
      今までも、何度もここで書いてきましたが、ステレオ再生の場合、2つのスピーカーを2つの頂点とした2等辺三角形のもう一つの頂点で聴かなければなりません
      左右のスピーカーから出る音が、バランス良く、両方の耳に届かなければならない
      そうすると2つのスピーカーの奥にステージが広がった様に、リスニングルームがコンサートホールやライブハウスになった様に音楽を楽しむ事が出来ます
      しかしそうでなければ、ただ音が聞こえるだけ
      折角のステレオがただ音が出るだけで、スピーカーの奥にステージが広がることはない

      ステレオ再生で一般的な指向性のあるスピーカーを使用した場合、二つのスピーカーの方向を調整し、スピーカーからの距離が等しいベストポジションでしかステレオ感を楽しむ事は出来ません
      ここまでのことは何度も書いてきました
      それでは指向性スピーカーを調整してベストポジションで聴いた時の音と、無指向性スピーカーの音は同じなのか?
      続きはまた明日


      幸福感(2013/4/9)

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         先日、ご来店いただいた東京から出張のお客さまに、ヨドバシカメラに無指向性スピーカーEgrettaがあるから、聴くことがあれば、ご感想をお聞かせくださいとお願いしていたところ、早速メールをいただきました

        概ね良い印象を持たれた様ですが、そのメールをそのままお借りすると
        「ただ、これはとても微妙なところなのですが、御社の竹スピーカーとくらべて、音に包まれる幸福感のようなものが少ないような印象もうけました。」
        と言うことです

        とても抽象的ですが、適切な表現かもしれません
        Kaguyaにとって、幸福感を感じて頂けたと言うのは最高のお言葉です

        お客様より先に、私が試聴するべきでした
        一般客ではなく、一応同業者ですから、お店の方にわざわざ時間を割いて視聴させていただくのは気が引けて出来ませんでしたが、今度行った時は、是非、聴いてみたいと思います

        昨日、遠方からのお客様が2組ご来店いただきました、ご家族らしい3人のグループ、ご家族が帰られたすぐ後にまたお一人
        この時期、和歌山城の桜を見に来られたのでしょうか?
        そのことは伺わなかったのですが、広島から来られたと言うことで、昨年、広島から竹スピーカーを作っていらっしゃる方がいらっしゃった話をさせていただくと、「ご近所で知っています」と言うことで、何と言う奇遇!!
        そして、更に広島のEgrettaを製作している会社も以前から知っていると言うことでした




        デザイン(2013/4/8)

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           未だパンフレットには掲載していませんが、Kaguya type-sk miniがけっこう評判が良いです
          私は、音としては、type sk7が気に入っているのですが、デザイン的バランスが良い様です
          先日、知り合いの建築設計家が見て、「随分、商品らしくなってきた」と言ってくださいました
          未だ、販売出来る物が無かった、竹スピーカーを作り始めた時は、音は兎も角、デザインは否定的な意見しか言ってくれませんでしたが、Kaguyaシリーズに関しては良い評価をいただきました

          昨日、あるお宅に持って行って見ていただいたところ、「東京や京都の料亭で宣伝しておいてやろう」と言ってくださいました
          冗談でも嬉しい!!

          Kaguyaの場合、デザインと言っても、ほとんど私はデザインしていなくて、必要な機能を組み合わせていった結果の形なのですが、それが良いのだと思います

          simple is best



          音グルメ8(2013/4/2)

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             音の方向を感じるのは、左右の耳で感じる位相差、強さの差、などで、単純なサイン波では感じにくく、複雑な多くの周波数を含んだ波の方が感じ易い、また、上下の方向や、後ろからの音をどうして感じるか?等、考えて行けばそう単純な物では無い様ですが、取り合えず、1500Hz以下の音は、位相差が優先されると考え、2つのスピーカーから耳に届く音の位相差を考えながらスピーカーを作るわけです

            Kaguyaは様々な制約から、大口径のスピーカーユニットを使うことが出来ません
            通常の部屋で音楽の再生を楽しむためには、一般的なミニコンポなどよりは十分な低域特性を持っていますが、本格的に楽しむためにはもっと低域特性を伸ばしたい
            そこで出来たのがプラスシステムです

            音像定位を重視したKaguyaですから、それを損なうことはしたくありませんが、Kaguyaが落ち込む周波数からの低域成分の付加は、低い音の波長は長いので、位相のずれは少ない
            つまり、低域は定位感には影響が少ない

            と言うことで、Kaguyaプラスシステムは音像定位と広い周波数特性の両方を兼ね備えたシステムだと言うことです


            音グルメ7(2013/4/1)

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               大雑把に言って、音の位置を感じる事が出来るのは、右と左の耳に入る音の位相差、強さの差、時間差によって知覚されていると言われています

              スピーカーに指向性があると、同じ強さの音を両方のスピーカーから出したとしても、スピーカーの設置の仕方、リスニングポジションによっては正しい音の強度さの差を感じる事が出来ません

              位相差はマルチスピーカーの場合、ネットワークで位相が変わります
              コンデンサは90度進み、コイルは90度遅れる、位相が変わると、ネットワークのクロスオーバー付近では低域と高域のスピーカーユニットから、同じ音が出て、それが耳に届いて合成された時、元々の信号とは違ったものになってしまう
              しかし、これは左右のスピーカーがネットワークにより同じ様に位相が変わるのであれば、音像定位に関しては問題はないだろう
              マルチスピーカーの場合、それぞれのユニットの位置が違うから、その方が影響がありそうだ
              そう言う意味でも点音源が望ましい

              1500Hz以下の音は位相差、2000Hz以上の音は強度差で音の方向を感じると言う
              1500Hz以下では、出来るだけ位相がずれないようにする
              低い音は波長が長いから、位相差は感じにくくなる
              2000Hz以上の高い音はスピーカーからの方向による音の強度を一定にする、つまり無指向性にする

              今日は時間切れ、この辺で


              音グルメ6(2013/3/31)

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                 ステレオ再生において、ステレオの2つの音のデータがリスナーの耳にバランス良く届くためには、音源が一つであることが望ましい
                マルチスピーカーシステムの様に、それぞれの音域を担当するスピーカーユニットを場所を変えて設置すると、正しい音像定位を得る事は難しい
                それでタンノイ等が採用しているコアキシャル(トゥイーター(高音担当)とウーファー(低音担当)を一体化し、ユニットの中心を同軸にしたスピーカーユニット)は一つの方法です

                口径の小さなユニットではパワーのある低域の再生は難しい、口径の大きなユニットでは低域再生には有利でも高域再生に限界がある
                第一、口径の大きなユニットはKaguyaでは使えない

                周波数特性を重視するか?音像定位感を重視するか?
                多くの市販メーカー製のスピーカーは周波数特性を重視したものがほとんどです

                中高域はきれいに再生出来るKaguya
                低域再生の特性を改善するために考えた音響構造で私は特許を取得したわけですが、身体で音を感じるためには、もっと低域特性を伸ばしたい!!
                それがKaguyaプラスシステムです
                中高域は指向特性を広くしなければ音像定位が悪くなる
                しかし、低域は波長が長いので、無指向性にする必要はありません



                シンクロスコープの上の波形はKaguyaの音、下の波形がプラスシステムです
                これが、Kaguyaだけでは耳で聴くことは出来ても身体で感じる事が出来ない音です

                Kaguyaはプラスシステムで良好な音像定位に加え、豊かな低域の周波数特性を手に入れました



                音グルメ5(2013/3/30)

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                   先日、昨年のワークショップで作成した竹スピーカーを愛用していただいている方が素敵なCDを聴かせてくれましした

                  SweetOrangeさん
                  http://sweetorange22.blog.fc2.com/

                  音楽は、そのもの自体が良いと言うことが先ず一番、勿論、好みもあります
                  作曲家、演奏家、そして日頃音楽を楽しむ時に、私たちの一番近いところにあるのがオーディオ装置

                  私の好きな朝日放送のメモリーズ・オブ・ユーと言うラジオ番組
                  http://abc1008.com/memory/
                  これはハイエンドなオーディオ装置で聴くより、帯域の狭いAMラジオで聴くのが良く、出来れば車のラジオで、黄昏時に聴くのがベストだと思うのですが、これは、あえて悪い(帯域の狭い)音がノスタルジックな気分にしてくれるからだと思います

                  閑話休題
                  音楽を聴いて感動するためには、良い曲、良い演奏家、そして良い再生装置

                  良い再生装置(オーディオ装置)とは何か?
                  Hi-Fiと言うのはHigh Fidelity(高忠実度、高再現性)の略語で、つまり、レコードやCDに入っている信号を出来るだけ忠実に再現すること

                  何度も書いてきたことですが、一般的な指向性を持ったスピーカーの場合、その個々の性能(周波数特性、歪率など)は良くても、ステレオ再生のために2台のスピーカーをセッティングした場合、その2台のスピーカーから音がリスニングポジションにバランス良く届かなければなりません
                  ところが、指向性があるため、音のバランスの良いベストポジションは狭い、バランスが悪ければ正常なステレオ再生は出来ません

                  無指向性スピーカーKaguyaの場合、ある程度スピーカーから離れたところでは、両方のスピーカーからの音が、ほぼバランス良くリスナーの耳に届きます
                  だから、音像定位が良く、リスニングルームで実際に演奏している様に聞こえるわけです


                  音グルメ4(2013/3/28)

                  0
                     昨日、竹スピーカユーザーがお二人店に来て下さいました
                    一昨年からスタートして昨年の春に終わった「わかやまの底力」で一緒に竹林整備から初めて、最後にはご自分の竹スピーカーを完成させた仲間です
                    進化した竹スピーカーKaguyaを聴かせて欲しいと来て下さいました
                    最近行って来たと言う演奏会のアーティストのCDを持って来られて、それをKaguyaプラスシステムで聴いていただくと
                    「ライブよりこっちの方が良い!!」
                    もちろん、お二人とも、ご自宅でも自作の竹スピーカーを楽しんでいただいているそうです
                    そして、より多くの人に竹スピーカーを聴いて欲しいと思っている、とご友人、お知り合いの方に勧めていただいているそうです
                    「わかやまの底力」が終わってそろそろ一年になりますが、そうして気に入って使い続けていて頂けるのは嬉しいことです

                    ちなみに、お二人とも女性です
                    お二人とも「音グルメ」です


                    音グルメ3(2013/3/27)

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                       店の前の街路樹が、つい数日前まで枯れ枝の様に茶色い枝だけでしたが、この2〜3日で一気に緑が吹き出しました



                      料理では、食材を加工するために様々な道具を使います
                      包丁や鍋など

                      美味しければ、道具なんて関係ないと言う人も居れば、素材にこだわり、道具ににもこだわる人も居る
                      そして、中には料理よりも、道具に興味がある人も居ます
                      包丁の切れ味や美術的価値までも感じる人が

                      オーディオも音楽を聴くための道具であって、好きな音楽をより良く聴きたいとアンプやスピーカーを選ぶわけです
                      簡単なミニコンポから、少し大きなオーディオ装置に変えると、いつも聴いていたCDで「こんな音が入っていたのか?」と新しい発見であったり、迫力や臨場感を感じて、今まで以上に感動を味わってしまうと、そこは趣味のオーディオの泥沼への入り口
                      もっと良い音、もっと臨場感と思ったら、もっと良い(価格の高い?)アンプやスピーカーが欲しくなります
                      それは、私たちオーディオ機器の販売店にとってはとても良いことです

                      中には、音楽を再生することが目的であったオーディオ機器その物にこだわる人たちがいます
                      その装置が良い音を出していると感じられるソース(CDやレコードなど)を聴き、音楽より、機器の良し悪しにこだわる
                      それもまた一つの楽しみだと思います


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